ご本人の状況から
親なきあと、障害のある子は誰が支える? 自分の入院・入居の保証人は?

まず結論
- 1暮らし・お金・相談をつなぐ
- 2制度は組み合わせて使う
- 3親自身の保証も決めておく
「親なきあと」の備えは、子どもの①暮らしの場(グループホームなど)②お金の管理(成年後見・日常生活自立支援事業・信託)③相談相手(相談支援専門員)を、親が元気なうちにつないでおくことが中心です。あわせて、親自身の入院・入居の保証人や亡くなったあとの手続きを子どもに頼まずに済むよう決めておくと、子どもの負担を減らせます。
親なきあとに備える3つのこと
| 備えること | 主な方法 | 主な相談先 |
|---|---|---|
| 暮らしの場 | グループホーム(共同生活援助)、自宅で使う障害福祉サービス | 市区町村の障がい福祉の窓口、相談支援事業所 |
| お金の管理 | 成年後見制度、日常生活自立支援事業、信託(特定贈与信託など) | 家庭裁判所、社会福祉協議会、信託を扱う金融機関 |
| 相談相手 | 相談支援専門員が作る「サービス等利用計画」 | 相談支援事業所、基幹相談支援センター |
どれか1つで足りるものではありません。お子さんの障害の程度や暮らし方に合わせて組み合わせます。
お金の管理:3つのしくみの違い
- 成年後見制度判断能力が十分でない人のために、家庭裁判所が選んだ後見人等が財産の管理や契約を行う。親が後見人になっている場合は、親が亡くなったあとの引き継ぎ先を考えておく
- 日常生活自立支援事業社会福祉協議会が、福祉サービスの利用の手続きや日々のお金の出し入れ、書類の預かりを手伝う。本人が契約の内容を理解できることが前提。大阪市では大阪市社会福祉協議会が「あんしんさぽーと事業」の名前で行っている
- 信託親がお金を信託銀行などに託し、子どもに定期的に渡してもらう。特定贈与信託では、特別障害者は6,000万円まで、それ以外の特定障害者は3,000万円までの部分に贈与税がかからない(国税庁「障害者と税」、2026年10月時点)

ここに注意信託の税の扱いには条件があります。くわしくは税務署や、信託を扱う金融機関で確かめてください。
相談支援専門員とつながっておく
障害福祉サービスを使うときは、相談支援専門員が「サービス等利用計画」を作り、暮らし全体の相談にのります。親が元気なうちから、お子さんの様子を知る相談支援専門員や事業所とつながっておくと、親が入院したときや亡くなったときにも支援が途切れにくくなります。
国も、障害のある人の高齢化や親なきあとを見すえて、相談・緊急時の受け入れなどを担う「地域生活支援拠点」の整備を市区町村に求めています。
お子さんのことを書き残しておく
- 1暮らしぶり1日の過ごし方、好きなこと・苦手なこと、こだわり
- 2体のこと持病、飲んでいる薬、かかりつけの病院
- 3支援者相談支援専門員、通っている事業所、主治医の連絡先
- 4お金のこと年金・手当、口座、毎月かかる費用
- 5親の願いどこで、どんなふうに暮らしてほしいか
決まった様式はありません。サポートブックなどの名前で、書き込み式の冊子を配っている自治体や団体もあります。
親自身の入院・入居の保証人
親が年を重ねると、親自身の入院や施設入居で身元保証人を求められます。障害のあるお子さんに保証人や手続きの役を担ってもらうのが難しい場合は、親自身の身元保証、亡くなったあとの手続き、葬儀・納骨を、元気なうちに契約で決めておく方法があります。
皇寿終活保証協会の安心コースでは、親御さんご本人の入院・施設入居の身元保証から、亡くなったあとの手続き、葬儀・納骨までお引き受けします。
ご相談の前にそろえておくと、話が早いもの
- お子さんの障害者手帳・受給者証の種類
- 利用している障害福祉サービスと事業所
- 相談支援専門員の連絡先
- 親御さんの年金・持ち家の状況
分からない項目があっても大丈夫です。分かる範囲でお聞かせください。
皇寿にご相談いただくと
皇寿終活保証協会(運営:皇寿保証株式会社・大阪市北区)/一般社団法人 全国高齢者等終身サポート事業者協会 会員
本文で触れた公的な資料
- 国税庁「障害者と税」(特定贈与信託による贈与税の非課税)https://www.nta.go.jp/publication/pamph/koho/kurashi/html/03_2.htm
- 厚生労働省「障害者の相談支援等について」(社会保障審議会障害者部会 2021年7月)https://www.mhlw.go.jp/content/12601000/000806678.pdf
- 大阪市社会福祉協議会「あんしんさぽーと事業(日常生活自立支援事業)」https://www.osaka-sishakyo.jp/support/anshin_support/
最終更新:2026年10月21日 / 編集:皇寿終活保証協会(運営:皇寿保証株式会社・大阪市北区)。制度の説明は一般的な内容です。細かい条件は変わることがあるため、最終的には病院・施設・市区町村・専門家(司法書士・弁護士・税理士など)にご確認ください(皇寿がおつなぎします)。
よくあるご質問
Q親が後見人になっています。親が亡くなったらどうなりますか?
後見人がいなくなるため、家庭裁判所が新しい後見人を選ぶことになります。候補や引き継ぎ先を、元気なうちに相談支援専門員や成年後見の相談窓口と話しておくと進みやすくなります。大阪市では大阪市成年後見支援センターが相談を受けています。
Qグループホームに入るとき、保証人は要りますか?
事業所によって違います。緊急連絡先や身元引受人を求めるところもあるため、見学や申し込みのときに確かめてください。
Q子どもに財産を残すには、遺言がいりますか?
遺言がなければ、法律で決まった割合で相続します。障害のあるお子さんが遺産分割の話し合いに加わるのが難しいと、手続きに後見人が必要になることがあります。分け方を決めておきたいときは遺言を考えます。
保証人の役目は、皇寿終活保証協会がお引き受けします。
入院・施設入居の身元保証、緊急連絡先、費用の立替から、亡くなったあとの手続きまで。入居先探しは皇寿の施設紹介と一緒に進められます。何から手をつければいいか分からない段階でも、そのままお電話ください。ご相談は無料です。
24時間受付・通話無料
電話で相談する 0120-25-0510 合うコースを30秒で診断


