場面から読む
手術の同意を求められたけれど、家族がいない。どうなる?

まず結論
- 1決めるのはご本人が基本
- 2保証人は原則として同意できない
- 3希望を書き残し、伝えておく
手術や治療を受けるかどうかは、ご本人が決めるのが基本です。身元保証人や後見人は、原則としてご本人に代わって医療に同意することはできないと考えられています。ご本人が判断できなくなったときは、医療・ケアのチームがご本人の意思を推し量りながら話し合って決めることが、国のガイドラインで示されています。元気なうちに希望を書き残し、伝えておくことが大切です。
医療の同意は、ご本人のもの
手術や検査、治療を受けるかどうかは、ご本人の体と命に関わることなので、ご本人が説明を聞いて決めるのが基本です。ご家族の同意は、ご本人の意思を確かめる手がかりとして求められることが多いものです。
身元保証人や成年後見人は、ご本人に代わって手術などに同意する立場にはない、というのが一般的な考え方です。
ご本人が判断できないときは
国(厚生労働省の研究班)がまとめた「身寄りがない人の入院及び医療に係る意思決定が困難な人への支援に関するガイドライン」や、「人生の最終段階における医療・ケアの決定プロセスに関するガイドライン」では、ご本人が判断できない場合、医師・看護師などの医療・ケアチームが、ご本人の普段の言葉や希望をもとに、ご本人にとって最善の方針を話し合って決めることが示されています。
そのため、ご本人の考えを知っている人が話し合いに加わることや、希望が書き残されていることが大きな助けになります。
元気なうちにしておきたいこと
- 希望を書く延命治療・胃ろう・最期を迎えたい場所などの希望をメモにする
- 伝えるかかりつけ医・ケアマネジャー・身元保証の担当者に伝えておく
- 置き場所を決める書いたものを、すぐ見つかる場所に置く
- 見直す気持ちが変わったら書き直す(人生会議・ACP)

皇寿終活保証協会がお手伝いできること
入院時の身元保証として、緊急連絡先をお引き受けし、病院から求められる治療方針の話し合いにも加わります。手術の同意そのものをご本人に代わってすることはできませんが、ご本人のご希望を前もってお聞きし、話し合いの場でお伝えするお手伝いをします。
ここに注意具体的な治療の判断は、主治医とよく相談してください。
ご相談の前にそろえておくと、話が早いもの
- かかりつけ医・病院の名前
- 飲んでいるお薬(お薬手帳)
- 治療についての希望のメモ
- ご家族・ご親族の状況
分からない項目があっても大丈夫です。分かる範囲でお聞かせください。
皇寿にご相談いただくと
皇寿終活保証協会(運営:皇寿保証株式会社・大阪市北区)/一般社団法人 全国高齢者等終身サポート事業者協会 会員
本文で触れた公的な資料
- 厚生労働省 研究班「身寄りがない人の入院及び医療に係る意思決定が困難な人への支援に関するガイドライン」(2019年)
- 厚生労働省「人生の最終段階における医療・ケアの決定プロセスに関するガイドライン」(2018年3月改訂)
最終更新:2026年10月21日 / 編集:皇寿終活保証協会(運営:皇寿保証株式会社・大阪市北区)。制度の説明は一般的な内容です。細かい条件は変わることがあるため、最終的には病院・施設・市区町村・専門家(司法書士・弁護士・税理士など)にご確認ください(皇寿がおつなぎします)。
よくあるご質問
Q同意書にサインする人がいないと、手術を受けられませんか?
一般的には、同意書のサインがないことだけで必要な医療が受けられないということはないと考えられています。病院によって対応が違うため、まずは病院の相談窓口(医療ソーシャルワーカー)に相談してください。
Q後見人がいれば、手術に同意してもらえますか?
後見人は財産の管理や契約の代理をする立場で、医療への同意は原則として含まれないとされています。
Q延命治療を望まないことを、どう伝えればいいですか?
希望を紙に書き、日付と名前を書いて、かかりつけ医や身近な人に伝えておく方法があります。気持ちが変わったら書き直してかまいません。
保証人の役目は、皇寿終活保証協会がお引き受けします。
入院・施設入居の身元保証、緊急連絡先、費用の立替から、亡くなったあとの手続きまで。入居先探しは皇寿の施設紹介と一緒に進められます。何から手をつければいいか分からない段階でも、そのままお電話ください。ご相談は無料です。
24時間受付・通話無料
電話で相談する 0120-25-0510 合うコースを30秒で診断




