亡くなったあとのこと
社会福祉協議会や市役所に、死後のことは頼める?

まず結論
- 1行う地域はまだ限られる
- 2収入・資産の条件が多い
- 32026年の法改正で拡大へ
社会福祉協議会や市区町村の中には、身寄りがなく収入や資産の少ない高齢の方を対象に、葬儀・納骨の生前契約や死後事務を支える事業を行っているところがあります(大阪府内では枚方市など)。ただし行っている地域は限られ、対象の条件もあります。2026年6月には改正社会福祉法が成立し、社会福祉協議会などが身寄りのない高齢者の日常生活や死後の手続きを支える新しい事業が設けられることになりました。
今の社会福祉協議会の事業でできること
社会福祉協議会は、判断に不安のある方の福祉サービスの利用の手伝いや、日々のお金の出し入れ、通帳・書類の預かりを行う「日常生活自立支援事業」を全国で行っています。大阪市では大阪市社会福祉協議会が「あんしんさぽーと事業」として行っています。
ただし、この事業はもともと生きているあいだの支援が中心で、葬儀や亡くなったあとの手続きは含まれていません。死後のことは、次のような別の取り組みや契約で備えることになります。
市や社協が行っている例
| 地域 | 取り組み | 主な中身 |
|---|---|---|
| 大阪府枚方市 | くらしあんしんサポート事業(市が枚方市社会福祉協議会に委託) | 契約にもとづく定期的な確認(電話・訪問)、亡くなったあとの葬儀・埋葬など、遺言の作成・執行の案内 |
| 兵庫県神戸市 | エンディングプラン・サポート事業 | 頼れる身寄りのないおおむね65歳以上の市民が、市の示す協力葬祭事業者と葬儀・納骨の生前契約を結ぶのを、市の相談員が支える(生活保護を受けている方は対象外) |
| 大阪府泉大津市 | 国のモデル事業(相談・調整の窓口づくり) | 公的な支援や民間のサービスを組み合わせて支える窓口 |
いずれも2026年10月時点で各市・厚生労働省の公表資料で確かめたものです。対象の条件や費用、受付の状況は変わることがあるため、利用を考えるときはそれぞれの窓口にお問い合わせください。

国のモデル事業と、2026年の法改正
厚生労働省は2024年度・2025年度に、市町村で、身寄りのない高齢の方に日常生活の支援と、入院・入所の手続きの支援、死後の事務の支援をあわせて提供するモデル事業を行ってきました。
2026年6月19日には改正社会福祉法が成立し、身寄りのない高齢者などの日常生活の支援、入院・入所の手続きの支援、死後の事務の支援を行う新しい事業(第二種社会福祉事業)が設けられることになりました。都道府県の社会福祉協議会などが担い、経済的に苦しい方などには無料または低い料金で提供する方向です。始まる時期や利用の条件の細かな点は、これから国が示します。
使えるかどうかの確かめ方
- 1窓口に聞くお住まいの市区町村の高齢福祉の窓口、地域包括支援センター、社会福祉協議会
- 2条件を確かめる年齢、身寄りの状況、収入・預貯金、生活保護の有無
- 3中身を確かめる葬儀・納骨だけか、役所の届け出や部屋の片付けまで含むか
- 4足りない部分を考える入院・入居の保証人や片付けなど、公的な事業で足りない部分を別に備える
ここに注意公的な事業は、対象が収入や資産の少ない方にしぼられていることが多く、また身元保証(入院・入居の保証人)までは引き受けない場合があります。対象にならない場合や足りない部分は、民間の事業者や専門職との契約で補う形になります。
公的な事業の対象にならないとき
皇寿終活保証協会では、入院・施設入居の身元保証から、亡くなったあとの役所への届け出、葬儀・納骨の手配、施設のお部屋の片付けまでを、ひとつの契約でお引き受けしています。公的な事業とどちらが合うか迷う場合も、ご状況をお聞かせください。
ご相談の前にそろえておくと、話が早いもの
- お住まいの市区町村
- 年齢と身寄りの状況
- 収入・預貯金のおおまかな状況
- 生活保護を受けているかどうか
分からない項目があっても大丈夫です。分かる範囲でお聞かせください。
皇寿にご相談いただくと
皇寿終活保証協会(運営:皇寿保証株式会社・大阪市北区)/一般社団法人 全国高齢者等終身サポート事業者協会 会員
本文で触れた公的な資料
- 「成年後見制度利用促進」身寄りのない高齢者等への支援の取組例(厚生労働省)https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000202622_00021.html
- 「エンディングプラン・サポート事業」(神戸市)https://www.city.kobe.lg.jp/a60186/endingplansupport.html
- 社会福祉法等の一部を改正する法律案(第221回国会 閣法第45号・2026年6月19日成立)(参議院)https://www.sangiin.go.jp/japanese/joho1/kousei/gian/221/meisai/m221080221045.htm
- 見守り情報「高齢者サポートサービスの契約トラブルに注意」(国民生活センター・2025年5月29日)https://www.kokusen.go.jp/mimamori/mj_mailmag/mj-shinsen511.html
最終更新:2026年10月21日 / 編集:皇寿終活保証協会(運営:皇寿保証株式会社・大阪市北区)。制度の説明は一般的な内容です。細かい条件は変わることがあるため、最終的には病院・施設・市区町村・専門家(司法書士・弁護士・税理士など)にご確認ください(皇寿がおつなぎします)。
よくあるご質問
Q大阪市にも同じような事業はありますか?
大阪市社会福祉協議会は日々のお金の管理などを行う「あんしんさぽーと事業」を行っています。死後の葬儀や手続きを支える事業があるかどうかは、区の保健福祉センターや地域包括支援センターにお尋ねください。
Q新しい法律の事業はいつから使えますか?
2026年6月に法律が成立した段階で、始まる時期や利用の条件の細かな点はこれから国が示します。それまでは、今ある市や社協の取り組みか、民間の契約で備えることになります。
Q生活保護を受けています。葬儀はどうなりますか?
生活保護には葬祭扶助のしくみがあります。神戸市のように生活保護の方を生前契約の事業の対象から外している例もあるため、まず担当のケースワーカーにご相談ください。
保証人の役目は、皇寿終活保証協会がお引き受けします。
入院・施設入居の身元保証、緊急連絡先、費用の立替から、亡くなったあとの手続きまで。入居先探しは皇寿の施設紹介と一緒に進められます。何から手をつければいいか分からない段階でも、そのままお電話ください。ご相談は無料です。
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