お金と選び方
身元保証会社って、怪しくないの? 不安なときの見分け方

まず結論
- 1よくある相談の型を知る
- 24つを書面で確かめる
- 3困ったら188に相談する
身元保証サービスをめぐっては、「説明がよくわからないまま高額な契約をした」「解約したら返金額に納得できない」といった相談が国民生活センターに寄せられています。契約の前に、サービスの範囲・費用の内訳・預けたお金の管理・解約のときの返金を書面で確かめれば、多くの不安は見分けられます。困ったときは、消費者ホットライン(局番なしの188)に相談できます。
なぜ「怪しい」と感じやすいのか
総務省が2023年8月に公表した全国調査では、身元保証などのサービスについて、直接ルールを定めて監督する法律や制度がないこと、契約が死後まで続く長いものであること、契約金額が高く、一部の費用をサービスより先に払うしくみであることなどが、特徴として挙げられています。
同じ調査では、預かったお金を事業所の金庫に現金で置いていた例、法人の代表者個人の名義の口座で管理していた例、契約書に解約の決まりがない例も報告されています。こうした事情から、利用する側が不安を感じるのは自然なことです。
ここに注意このページは、特定の会社を指すものではありません。国や国民生活センターが公表した一般的な傾向をもとにしています。
国民生活センターに寄せられた相談の型
- 説明がない預託金を払うように言われたが、くわしい説明がない
- 高額で解約したい契約内容がよくわからないまま、高額な契約をした
- 思ったより高い勧められるままサービスを足して、予想より高額になった
- 頼んでいないもの契約するつもりのなかったサービスまで含まれていた
- 解約の精算解約を申し出たら、説明のないまま精算された
- 追加の請求「これ以外はかからない」と聞いたのに、使うたびに請求され、解約では半額しか戻らないと言われた(2025年5月の事例)

契約の前に見分けるポイント
| 気をつけたいサイン | 確かめ方 |
|---|---|
| 費用が「一式」でしか示されない | 入会金・月会費・預託金・その都度の費用を分けた書面をもらう |
| 預けたお金の行き先を答えられない | 事業者の運営費と分けて管理しているか、どこで管理しているかを聞く |
| 解約の決まりが書かれていない | 途中でやめたとき、亡くなったときに、何がいくら戻るかを書面で確かめる |
| その日のうちの契約を急がせる | 持ち帰って家族・ケアマネジャーなどと読む |
| 寄付や遺贈を条件にする | 国のガイドラインは、寄付・遺贈を契約の条件にしないよう求めている |
| 重要事項説明書がない | 国のガイドラインは、重要なことを書面にして渡すよう求めている |
国は2024年6月に「高齢者等終身サポート事業者ガイドライン」を定め、契約前の書面での説明、預託金の分別管理、解約時の返金ルールの明示などを事業者に求めています。ガイドラインに沿っているかは、見分けるときのものさしになります。
国や自治体のしくみも動いています
2026年6月には、頼れる身寄りがいない高齢の方の日常生活・入院などの手続き・死後の事務を支援する事業を、社会福祉法の「第二種社会福祉事業」に位置づける法律の改正が成立しました。始まる時期や利用の条件は、これから国が示します。
自治体によっては、終活の相談窓口や支援の事業を独自に始めているところもあります。民間のサービスを比べる前に、お住まいの市区町村の地域包括支援センターに聞いてみるのも一つの方法です。
困ったとき・迷ったときの相談先
- 1契約の前地域包括支援センター・社会福祉協議会に「この契約で大丈夫か」を相談する
- 2契約のあと消費者ホットライン(局番なしの188)で、近くの消費生活センターにつながる
- 3大阪市にお住まいの方大阪市消費者センターの消費生活相談専用電話(06-6614-0999)でも相談できる
- 4書類をそろえる契約書・重要事項説明書・領収書・やり取りのメモを手元に置いて相談する
ここに注意皇寿終活保証協会も、ご契約の前に内容と費用を書面でご説明します。ほかの事業者と同じものさしで比べていただいてかまいません。
ご相談の前にそろえておくと、話が早いもの
- 気になっている事業者のパンフレット・料金表
- 契約書・重要事項説明書(受け取っていれば)
- 支払った金額と日付のメモ
- 説明を受けたときのメモ
分からない項目があっても大丈夫です。分かる範囲でお聞かせください。
皇寿にご相談いただくと
皇寿終活保証協会(運営:皇寿保証株式会社・大阪市北区)/一般社団法人 全国高齢者等終身サポート事業者協会 会員
本文で触れた公的な資料
- 国民生活センター「身元保証などの高齢者サポートサービスをめぐる契約トラブルにご注意」(2019年5月30日)https://www.kokusen.go.jp/news/data/n-20190530_1.html
- 国民生活センター「見守り新鮮情報 第511号 高齢者サポートサービスの契約トラブルに注意」(2025年5月29日)https://www.kokusen.go.jp/mimamori/mj_mailmag/mj-shinsen511.html
- 総務省行政評価局「身元保証等高齢者サポート事業における消費者保護の推進に関する調査<結果に基づく通知>」(2023年8月7日)https://www.soumu.go.jp/menu_news/s-news/hyouka_230807000167327.html
- 内閣官房・内閣府・警察庁・金融庁・消費者庁・総務省・法務省・文部科学省・厚生労働省・国土交通省「高齢者等終身サポート事業者ガイドライン」(2024年6月) https://www.mhlw.go.jp/content/001262636.pdf
最終更新:2026年10月21日 / 編集:皇寿終活保証協会(運営:皇寿保証株式会社・大阪市北区)。制度の説明は一般的な内容です。細かい条件は変わることがあるため、最終的には病院・施設・市区町村・専門家(司法書士・弁護士・税理士など)にご確認ください(皇寿がおつなぎします)。
よくあるご質問
Qすでに契約してしまいました。今から相談できますか?
はい。消費者ホットライン(188)にかけると、お住まいの地域の消費生活センターなどにつながります。契約書や領収書を手元に置いて相談すると話が早く進みます。
Q「怪しくない会社」の見分け方を一言で言うと?
費用の内訳、預けたお金の管理のしかた、解約のときの返金を、書面ではっきり答えてくれるかどうかです。口頭だけの説明で契約を急がせる場合は、いったん立ち止まってください。
Q業界団体に入っていれば安心ですか?
団体への加入は、ガイドラインに沿った運営に取り組んでいる目安の一つですが、それだけで判断せず、契約内容そのものを書面で確かめてください。
Q親が勧誘されているようで心配です。
ご本人と一緒に書類を読み、わからない点を事業者に書面で聞いてください。ご本人の判断が心配なときは、地域包括支援センターにも相談できます。
保証人の役目は、皇寿終活保証協会がお引き受けします。
入院・施設入居の身元保証、緊急連絡先、費用の立替から、亡くなったあとの手続きまで。入居先探しは皇寿の施設紹介と一緒に進められます。何から手をつければいいか分からない段階でも、そのままお電話ください。ご相談は無料です。
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